こんんちは。40代でアーリーリタイア(FIRE)を達成したハタザルです。
アーリーリタイア(FIRE)って、やっぱり不安ですよね。
私も実行するまでは、随分と悩みました。
ここでは、アーリーリタイアの不安解消のために私が読んで役立った本を紹介します。
早期リタイアの相談は誰にすればよいか?
アーリーリタイア(FIRE)なんて生き方は、実践者が少なく、周りに相談する人なんていないんですよね。
下手に相談しても、「そんなの辞めとけよ!」と言われて終わりです。
私は、そんな不安を解消するために、たくさんの本を読みました。
本との出会いは、一期一会。たくさん読んで損になることはありません。
気になるタイトルがあれば、是非、読んでください。
何かヒントが得られるはずです。
読んでおきたいアーリーリタイア本10選
働かないって、ワクワクしない?
アーニー・J. ゼリンスキー (著)
リタイア系の名著。これは、リタイアを考え出したら、まず必ず読んでおきたい。
単に仕事を辞めようなどという短絡的なものでなく、リタイアを通じて、自由時間の達人になり、好きなことに情熱を注ぎ、本当に幸福で豊かな人生を生きていくための示唆に富んだ内容となっています。リタイア本であり、自分探しの本でもあります。
「私の人生は多くの障害でいっぱいである。最大の障害は私自身だ」
「愚か者になるのを恐れているのは、愚か者だけ」
といった名言や格言などがたくさん散りばめてあり、これもまた味わい深い。
節約する人に貧しい人はいない。
中川淳一郎 (著)
「他人からどう見られるか?」を気にしない。見栄をすてて、他人とは比較せず、超個人的な尺度で金銭感覚を持っていれば良いという本。
その一方、「飲み会は断るな」など人間関係、仕事関係を重要視する著者があります。
「金銭感覚を貧乏なままにしておけば、お金はいくらでも貯まる」という本。
自分も同じような考えで、気が付いたら、お金が貯まっていた人なんで、共感できる部分がたくさんありました。
金銭感覚を上げないというのは、何よりリタイア生活のポイントだと思います。
貧乏入門
小池 龍之介 (著)
ほとんどものを持たず、月に5万円程度で暮らす著者は、住職である。
物を持つ、お金を使うことにより心のノイズが増える。お金のことを考えなくてすむのが最大の幸福。そうったことを仏教的、精神的な一面から説いてくれる本である。
私も断捨離を進めていますが、確かにモノが減ると、心もスッキリしてくるんですよね。
究極のミニマリストを目指すなら必読。
自作の小屋で暮らそう ──Bライフの愉しみ
高村友也 (著)
山に土地を買って、自作の小屋を建て、月2万円で実際に生活している著者の本。
究極、こういう生き方もあるなと考えさせる本。
小屋暮らしをするノウハウがかなり具体的な解説がされているし、小屋暮らしでセミリタイアするには、何歳までにいくら稼ぐというシュミレーションもされている。
小屋暮らし自体に興味はなくても、一般生活にも十分応用できる一冊です。
タイトルからは想像できない隠れた名著。
人生後半戦のポートフォリオ「時間貧乏」からの脱出
水木 楊 (著)
「金」持ちより「時」持ちへ。モノはいらない。金よりも時間が欲しい。
時間の大切さをお金に換算して、論理的に解説してくれる本。
私も働いている時から、時間をお金に換算して行動することがよくありました。例えば、高速道路を使うか否かについて、短縮時間と高速料金を比較するなど。
リタイアを考え、自分に残された時間を考えはじめた方にお勧め。
金持ち父さん 貧乏父さん
ロバート キヨサキ (著)
もはや説明の必要がない伝説の名著。私も20代にこの本を読みました。
何より、「「負債」でなく「資産」を増やす」「お金にうまく働いてもらう」というのが頭にしっかり残っており、これを意識して生きてきました。
おかげでアーリーリタイアを達成することが出来ました。
お金について知識の乏しい若い方にまずは読んでもらいたい本です。
年収300万~700万円 普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話
佐藤 治彦 (著)
いわゆる節約などのリタイア本とは違います。
前半は、無理な節約や投資はせずに、ただし、無駄な消費でなく、良いモノを消費しましょうという流れ。後半は、保険、医療、教育費、住宅など知らないと損する知識が示されています。
幸せの確率 あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ
内山 直 (著)
タイトル通り、アーリーリタイアに特化した内容の本。全般的に示唆に富んでいて、読みやすい本です。
貯蓄や投資といった方法論だけでなく、幸福な人生とは何だろう?ということについても書かれています。
残念なのは、著者が医者なので、親近感があまり得られないところ。
ただ、内容的には、サラリーマンにも十分通ずるものがあります。
年収100万円の豊かな節約生活術
山崎 寿人 (著)
不動産による不労所得100万円だけで、20年以上生活している著者の具体的なノウハウが詰まった一冊。
普段何を考え、何をして、何を食べているのか具体的に書かれています。
ミニマム系のリタイアを目指す方なら、100万円あれば十分豊かな生活が出来るという自信に繋がると思います。
お金の不安が消える本
さとうやすゆき (著)
お金をテーマにした本ですが、投資や節約といった具体的な内容ではなく、お金をどのようにとらえるかという内面的な内容です。
若い方がお金というものを概念的にとらえるには良書だと思いますが、リタイア的な観点からは、あまり読む価値はないように感じました。
リタイア本まとめ
以上、私が読んだリタイア本について紹介してみました。
早期リタイアという決断は急いでする必要はありませんし、急いでするものでもありません。
たくさんの本やブログを読んで、じっくり検討していただければと思います。
ただし、未来なんて誰にも分かりませんので、最後の最後は、「勢い」も必要になると言うことは心に留めておいて下さい。
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